【プロが教える】ベンツBクラスってどんな車?

こんにちは。金沢市で輸入車をメインとした中古車の販売・整備を行っている株式会社ヒロエンタープライズの後藤です。

今回はベンツBクラスをご紹介していきます。

メルセデスベンツと聞くと高級なイメージがありますよね。

車の買い替えを検討の際、輸入車コーナーも見てみたいけど営業マンに押し売りされるのではと心配になるし、高いと困るからはじめから除外する方もいらっしゃると思います。

実はBクラスはベンツの中でも手に入りやすく、市場にもそこそこ出ていて装備も豪華で、価格も手が届かないほどではないので、一度Bクラスをお試しするのも悪くないと思います。

今回はベンツの中でも手が届きやすい平成29年式 型式W226のベンツBクラスを例にあげて外装、内装、相場、整備などさまざまな観点からご紹介していき、車探しの幅を広げるお手伝いができればと思います。

ベンツBクラス(W226)は豪華装備!
中古車なら手が届く!【石川県金沢市の中古車店】

内装:ドアを開けると「Mercedes-Benz」のスカッフプレートがお出迎え

内装はSクラスのようなライトは付きませんが、あたたかいオレンジ色を基調としたライトがドアの取っ手部分に取り入れられています。

ステアリングはハーフレザーで艶消しメッキとエンブレムがおしゃれです。

メーターはアナログですが、中心には液晶画面があり、給油やメンテナンスのサインが表示されます。球切れ、タイヤ空気圧など。キロメーターに切り替えもできます。

運転席側はパワーシートで頭、上半身、下半身の位置をボタンで操作できます。
メモリー式なので運転者に合わせたシートの位置を登録できます。

助手席側のドアはシンプルですね。
運転席側にはパワーシートは付いておりませんので、遠出したりよくパーキングエリアで仮眠をとったりする方にはちょっと不便に感じるかもしれません。

運転席側

助手席側

オーディオ周り

オーディオまわりはこんな感じです。SクラスW222までのオーディオの操作の仕方と似ています。

最高モデルのSクラスと同じってなんかうれしいですよね。

しかし慣れないうちはこの操作が非常にやりづらく、正直日本製のナビの方が操作がわかりやすいと思います。

ナビをたまにしか使用しない人は特にそう感じるかもしれません。慣れればいけます。頑張りましょう。

外装

今大人気のSUVタイプのボディで大きさも女性でも乗りやすい大きさとなっています。
カラーはブラック、ホワイト、レッド、ブルー、シルバー、グレー、ベージュ、パールカラーなどがあります。

ヘッドライトにはLEDのラインが入っています。

ベンツBの前期後期の違い

● 自動ブレーキの調節可能
● オートハイビーム
● ナビの大きさ
● 前期7インチ
● 後期8インチ

前期後期の違い 足回り

● 前期 クッション性があり跳ね上げがきつく乗り心地が悪く感じる
● 後期 改善されていて乗り心地が良い
ホイールは後期型は17インチ

安全装備

車線変更の際、死角や近くに車があり危険な場合はドアミラーが赤く光り、音とともに注意喚起されます。

最近では日本車にも取り入れられてきました。
ハンドルも車線の寄りすぎを感知するとハンドルが震えて注意喚起、追突を軽減するための自動ブレーキもついています。

後期型からはオートハイビームも標準装備になってます。

燃費

 

広さ

助手席は特に不便に感じることもない広さです
後部座席は少し狭く感じる人もいるかも

トランクは十分に広いのでホームセンターで大きな買い物をしても余裕があります。
後部座席を倒すこともできるので荷物は楽々に乗ります。

保証

外車の場合、メーカー保証は基本3年間です。中古車で購入する場合は12か月10000㎞の長い保証がついている店や1か月1000㎞の店もあります。

走行距離

走行距離が多いと故障しやすいとか、修理箇所が多いというわけではないと思います。

日頃からしっかりとメンテナンス、整備されている車であれば走行距離は10万キロ超えていても問題ないです。

前オーナーがあまり乗らない人だった場合はバッテリーが弱っている可能性もありますので、エンジン回りに不調が出る可能性もなくはない

ローン頭金っていくら?

頭金は必要ありません。ローンの審査が通れば上限回数の範囲内で自由に設定できます。
ただし金利が7%~9%などでローンを組ませようとする店もありますので、支払い総額がすごいことになっていたり、

中古車を10年ローンで買わせようとする店もあるので、注意しましょう。ローンの金利は2.5%~2.9%ほどの店が良い。

ベンツB 購入時の注意点!

よく壊れるところ!
● CVT
● ドアミラーのウィンカー不具合

整備士に聞くとよくあるのはCVTとドアミラーかなと言っていましたが、

今までCVTばかり修理が入っていたわけではないので定期的にメンテナンスしていれば莫大な修理費用がかかるリスクは避けられます。

壊れていないか診断機を当ててコンピューター解析をしてもらいましょう。

ドアミラーはエンジンを止めるたびに自動で格納するので何回も何回も格納を繰り返すうちに

ドアミラーのウィンカーの配線が途切れて不具合が起きる現象です。配線だけなら修理費用はそんなに高くはありません。

ほかの車でも国産車でもよく起ります。

とは言っても中古車は前のオーナーの時はなんともなかったが、次のオーナーは不具合が多い、またその逆もということが結構あります。

定期的なメンテナンスに加え消耗品の交換も定期的に必要ではあるので、ある程度は部品の交換、整備費用を覚悟しておいたほうが良さそうです。

納車前の整備で壊れてる箇所を直してもらえる店とすべて別料金の店もありますのでそこにも注意が必要です。

外車を整備できる店で程度の良いものがあればラッキーです。整備工場がない店、外車を整備できる人がいない店で安いからと言って安易に手を出しては危険ですので

整備工場が整っている、外車が整備できる整備士がいる店を選んだほうが良いです。

故障をしていなくても定期的にメンテナンスの表示が出ます。

すぐに何とかしなければならないものではありませんが、遠出する予定がある方は一度整備点検をおすすめします。

ベンツBクラスいくらぐらいで購入できる?

グーネットで平成30年式のベンツBクラスの値段を調べてみると距離やグレードにもよりますが、

だいたい車体価格で190万~300万円ほどでした。車体価格が安くても100万円超えるところもあるので、

車体価格だけで釣られないように一旦は見積を持ち帰ったほうが良いです。先ほどの注意点に加え、

ローンの金利が高くないか、壊れた時の保証があるか、修理できる整備士がいるかもお店の人に確認しておくと良いでしょう。

また車輌代以外にかかる費用は自動車税、重量税、車検、保険などがあります。保険料も外車は料率が高いです。燃料はハイオクです。

その点も踏まえた上で購入を検討しましょう。自賠責保険は国産車も外車も同じ保険料です。

まとめ

いかがでしたか?今回はベンツBクラスについてご紹介していきました。

デザインも品がありカッコよく内装もこだわって作られています。

安全装備も自動ブレーキはもちろんドアミラーの光りで車線変更を助けたり、ハンドルが震えたりと安全に運転できるように妥協なく装備されています。

外車は壊れやすいとよく噂で聞くこともあるかもしれませんが、定期的なメンテナンスでリスクを回避できることもあります。

外車から外車の人も少なくないので多くの人が惹かれているのも間違いありません。

人生の中で車を買い替えることはたった数回で大変貴重なものです。

外車を一度経験してみたい方にはベンツBクラスは大変おすすめです。

ぜひ実際に目で見て体験されてみてはいかがでしょうか

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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